こんにちは!『アースシップラボ』の管理人の青木です。
今回は、ビルの屋上で出来る自給自足についてご紹介したいと思います。
都会で暮らすと、自然とのつながりが少なくなりがちですが、ビルの屋上を利用すれば、緑のオアシスを作ることができますよ。
自分で育てた野菜や果物を食べると、身体も心も喜びますし、エコな暮らしにも貢献できます。
では、どんなことができるのでしょうか?
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自給自足の魅力を屋上で体験しよう!
私たちの暮らしに欠かせない食べ物やエネルギーは、どこから来ているのでしょうか?
スーパーやコンビニで簡単に手に入る食品や、電気や水道などのインフラは、便利で快適な生活を提供してくれますが、その一方で、環境や健康に悪影響を及ぼしていることを知っていますか?
農薬や化学肥料を使って作られた農産物や、化学添加物や保存料が含まれている加工食品は、土壌や水質を汚染し、アレルギーや生活習慣病のリスクを高めます。
火力発電所やダムなどの大規模な施設は、温室効果ガスを排出し、動植物の生息地を破壊します。
これらのものに頼り切っている生活は、本当に持続可能で幸せなものでしょうか?
もし、自分で食べ物やエネルギーを作ることができたら、どんなに素敵なことでしょうか。
それは、SDGs(持続可能な開発目標)に沿ったエコな生活であり、自分の健康や幸せにも貢献する自給自足です。
そんな自給自足を実現する方法の一つが、ビルの屋上を活用することです。
ビルの屋上は、日光や風通しが豊富で、土地代も無料なので、自給自足にぴったりな場所です。
屋上で野菜や果物を栽培したり、太陽光発電や雨水利用などのシステムを導入したりすれば、0円で新鮮で美味しい食べ物やエネルギーを作ることができます。
さらに、シェアリングの精神で、近隣の人たちと交流したり協力したりすれば、コミュニティも築くことができます。
ビルの屋上で自給自足をすることは、環境にも社会にもメリットがあります。
ビルの屋上で屋上農園を楽しもう!
屋上農園とは、ビルの屋上で野菜や果物を育てることです。
屋上農園には、多くのメリットがあります。
- メリット1:都会の中に自然を取り入れる
緑のある景色は、目にも心にも優しいですし、空気もきれいになります。
- メリット2:自分で食べるための野菜や果物を作る
自分で育てた野菜や果物は、新鮮でおいしいですし、無農薬や有機栽培なので、安心して食べることができます。
- メリット3:シェアリングの場として活用する
近所の人や友人と種や苗を交換したり、収穫した野菜や果物を分け合ったりすることができます。
これは、コミュニケーションや交流の機会にもなりますし、節約にもなります。
では、どうすればビルの屋上で農園ができるのでしょうか?
以下のステップに従ってみましょう。
- ステップ1:ビルの管理者に許可をもらう
屋上農園を始める前には必ずビルの管理者に相談しましょう。
ビルの構造や耐荷重性や安全性などが問題ないかを確認してもらう必要があります。
また、防火や防水などの対策も必要です。
- ステップ2:容器を用意する
プランターや鉢などの容器を用意します。
容器は軽くて丈夫なものが良いですね。
プランターや鉢はもちろんですが、ペットボトルや段ボール箱などのエコなリサイクル素材も活用できます。
- ステップ3:培養土を入れる
土や堆肥などの培養土を入れます。
培養土は有機物が豊富で水はけが良いものが適しています。
土や堆肥のほかに、米ぬかや落ち葉なども混ぜると良いです。
- ステップ4:種や苗を植える
種はインターネットや園芸店で手に入りますし、苗は近所の農家や友人からもらうこともできます。
野菜や果物の種類は、好みや季節に合わせて選びましょう。
例えば、春にはレタスやイチゴ、夏にはトマトやキュウリ、秋にはナスやカボチャ、冬にはハクサイやダイコンなどがおすすめです。
- ステップ5:手入れをする
水やりや肥料やりなどの手入れを忘れずに行いましょう。
水やりは、朝晩の涼しいときに行うと良いです。
肥料は、市販のものや自家製のものを使うことができます。
自家製の肥料としては、野菜くずやコーヒーかすなどの生ごみを発酵させたものが良いです。
これらは、栄養分が豊富で、土壌の改良にも役立ちます。
以上が屋上農園の楽しみ方です。
屋上農園はエコで0円でシェアリングできる素晴らしい趣味です。
ビルの屋上で太陽光発電と雨水利用するメリットと注意点
ビルの屋上でエネルギーを作るには、太陽光発電や雨水利用がおすすめです。
屋上でエネルギーを作ることができれば、電気代や水道代を節約できるだけでなく、環境にも優しい生活ができます。
太陽光発電とは
太陽光発電とは、太陽の光を電気に変える技術です。
屋上に太陽電池パネルという装置を設置して、日中に太陽の光を受けて電気を作ります。
この電気は、バッテリーやインバーターという装置を使って、家庭用の電気に変えることができます。
太陽光発電には以下のようなメリットがあります。
- 環境に優しくて、ランニングコストがかからない
- CO2や排ガスなどの有害物質を出さないので、エコで地球温暖化の防止にも役立つ
- 毎月の電気代を節約できるので、経済的にも魅力的
ただし、太陽光発電をするには以下のような注意点もあります。
- 初期費用が高いことや、屋上のスペースや方向が限られること
- 天候や季節によって発電量が変わることや、メンテナンスが必要なこと
そこで、太陽光発電をする場合は、事前に専門家に相談したり、自治体や電力会社などの補助金制度を利用したりすることが大切です。
雨水利用とは
雨水利用とは、雨水を貯めて生活用水として使う技術です。
屋上にタンクやポンプなどの設備を設置して、屋上から流れる雨水を集めてタンクに貯めます。
この雨水は、浄化装置やろ過装置などで処理してから、生活用水として使うことができます。
雨水利用には以下のようなメリットがあります。
- 水道代を節約できることや、地下水の枯渇や洪水の防止
- 水資源の有効活用や水災害の軽減にもつながる
ただし、雨水を利用するには以下のような注意点もあります。
- 屋上の面積や雨量や水質などを考慮しなければならないこと
- 雨水が微生物や汚染物質を含んでいる可能性があること
- 定期的な検査や清掃が必要なこと
そこで、雨水利用をする場合は、太陽光発電同様に事前に専門家に相談したり、自治体や環境省などのガイドラインを参考にしたりすることが大切です。
ビルの屋上で自給自足を楽しむコツ
ビルの屋上で自給自足を楽しむには、以下のコツがあります。
屋上の特性に応じて計画を立てる
屋上は、日照や風通しや気温などが変化しやすく、植物の育ちに影響を与える要素が多い場所です。
そのため、屋上で自給自足をするときには、屋上の特性に応じて計画を立てることが大切です。
例えば、日照が強い屋上では、日陰を作る仕組みや耐熱性のある植物を選ぶことで、植物の枯れや病気を防ぐことができます。
また、風通しが良い屋上では、風よけを作る仕組みや耐風性のある植物や設備を選ぶことで、植物の倒れや飛散を防ぐことができます。
さらに、気温が低い屋上では、保温をする仕組みや耐寒性のある植物や設備を選ぶことで、植物の凍害や低温障害を防ぐことができます。
屋上の特性は、季節や時間帯によっても異なりますので、常に観察して適切に対応することが必要です。
安全性と美観性を重視する
屋上で自給自足をするときには、安全性と美観性も重視することが大切です。
安全性とは、屋上の耐荷重や防火性や防災性などを確保することを意味します。
自給自足に使う植物や設備の重量が火気や災害などによって危険になる可能性があります。
そのため、自給自足を始める前に、屋上の耐荷重や防火性や防災性をチェックしたり、必要な許可や申請を取得したりすることが必要です。
美観性とは、屋上の景観や配色やレイアウトなどを整えることを意味します。
自給自足に使う植物や設備の種類は色や形や配置などによって左右されます。
そのため、自給自足を行う際には、屋上の景観や配色やレイアウトに工夫したり、周囲の人々や管理者と協調したりすることが必要です。
楽しく学びながら挑戦する
屋上で自給自足をするときには、楽しく学びながら挑戦することが大切です。
楽しみとは、自給自足に関わる植物や設備の選択や管理や収穫などを意味します。
楽しむことは、自分の好みや目的に合わせて行うことができますし、友人や家族と一緒に行うこともできます。
自給自足は、自分の手で何かを作る喜びや、自然とのつながりを感じることができる素晴らしい趣味です。
学びとは、自給自足に必要な知識や技術や経験などを意味します。
学びは、本やインターネットや専門家などから得ることができますし、試行錯誤や失敗から得ることもできます。
自給自足は、自分の知識や技術や経験を深めることができる有意義な学びです。
まとめ
今回は、ビルの屋上で出来る自給自足についてご紹介しました。
屋上で自給自足をすることで、地球にも人にも優しい暮らしを実現することができます。
また、屋上で自給自足をすることは、エコな暮らしを広めることにもつながります。
屋上で作った野菜や果物は、0円で食べることができますし、余った分は近所の人々とシェアすることができます。
これによって、食品ロスやコストを減らすことができますし、コミュニティを作ることができます。
屋上で自給自足をすることは、SDGsの目標の一つである「持続可能な都市とコミュニティの構築」にも貢献することができます。
ビルの屋上で自給自足をするには、屋上の環境に合わせて計画したり、安全性と美観性を考慮したり、楽しみながら学んだりすることが大切です。
ビルの屋上で自給自足をしてみたい方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
以上、『アースシップラボ』の管理人の青木でした。
次回もお楽しみに!
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