都会の喧騒の中でも実現可能な「プチ自給自足」についてお話しします。
田舎に移住しなくても、自分の手で食べ物を育てたり、生活の一部を自給することは可能です。
では、プチ自給自足とは何でしょうか?
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プチ自給自足とは
プチ自給自足とは、完全な自給自足ではなくできる範囲で自分の生活に一部の自給自足を取り入れた行動(生産)を指します。
田舎で自分が食べる分の野菜を育てて、のんびり過ごしたいと考えていても、生活の基盤をすぐに変えることは難しいです。
そして、個人的に地球環境改善に興味があったとしても、どうしたら良いかわからないなんて場合もあります。
そんな時に、プチ自給自足で取り入れられる範囲の「自分で出来ること」を生活の一部に取り入れることで、無理のない持続可能な自給自足生活を目指すことができるのです。
では、都会でのプチ自給自足を始めるための簡単なステップを見ていきましょう。
不要な物を買わない
街中で取り入れられるプチ自給自足として、手始めに考えたいのが消費の見直です。
暮らしの中で「不用品を作らない=必要なものだけを購入する」ことで、無駄遣いを減らし資源を大切に使う心が育ちます。エシカルを取り入れたサステナブルな暮らしと言っても良いでしょう。
マイバッグやマイボトルなどを活用し、冷蔵庫の中身を確認して消費できる分を購入するなど、小さなことからプチ自給自足を取り入れてみてください。
水栽培やプランター栽培をしてみる
自給自足でまず思い浮かぶのは、食べ物に対しての自給自足ではないでしょうか?
街中で家庭菜園をつくり育てるのはハードルが高いですよね。
そんな時は、プチ自給自足としてベランダや窓辺で、キッチンの隅を使ったハーブや野菜の栽培が有効的です。
水栽培であれば、水栽培キットも手軽に入手できますしリボベジ(再生野菜)も可能です。
なにより、土を使わずに清潔に育てることができます。
また、プランター栽培であれば管理もしやすく、ミニトマトやキュウリなどの実のなる野菜を幅広く育てることができます。
食材の高騰が著しい現代では、ハーブや野菜を自家栽培することで、家計の支出を削減できる助けになります。
生ごみをコンポストで再利用する
プチ自給自足では、使うものをつくりだすだけではなく生ごみを再利用して堆肥を作ることができます。
コンポストを使って、生ごみを自家製の肥料にすることで、前述した家庭菜園に活用できより豊かな土壌で植物を育てることができるでしょう。
自給自足の良いところは、1つに対して取り組んで終わりではなく、サイクルとして機能しているところです。
自分がプチ自給自足に取り組んだ分だけ、次のステップにつなげることができるので、より面白みを実感しつつ持続的に取り組めるのです。
まとめ
プチ自給自足は、街中での暮らしにおいて環境に優しく経済的で、健康的な生活を送るための素晴らしい方法です。
小さな一歩から始めて、自分だけの持続可能なライフスタイルを築きましょう。
皆さんも、今日からプチ自給自足を始めてみませんか?
私たちの小さな行動が、地球にとって大きな一歩となるのですから。
どうぞ、この挑戦を楽しんでくださいね。
次回も、エコライフのヒントをお届けします。
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