自宅で塩を作る方法をご紹介します。
自給自足の生活を目指す私たちにとって、塩は必要不可欠な調味料です。
市販の塩を買う代わりに、自宅で簡単に塩を作ることができれば、より自立した生活が送れますね。
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塩作りの基本
塩を作るプロセスは、海水や塩水湖の水を蒸発させて塩分を結晶化させることです。
結論から言うと、塩は海水をろ過して長時間煮詰めるだけで出来ます。
とても簡単です。
塩作りに必要な材料と道具
海水1Lで約25g前後の塩が作れます。
それを目安に海水(または塩分濃度の高い水)を準備してください。
- 海水
- 汲む用のバケツまたはペットボトル
- 鍋
- ヘラ
- ろ過用の布(コーヒーフィルター・キッチンペーパーでも可)
- ボウル
- ザル
- おたま
塩作りの手順
では早速、海水から手作りの塩を作る手順を紹介します。
海水は出来るだけキレイな海から取ってきましょう。
- 海水を集める
海岸に行って自然の海水を汲みます。
もし内陸に住んでいる場合は、塩分濃度の高い水源を探してください。 - 水をろ過する
水中の不純物を取り除くために、布やコーヒーフィルターなどを使って海水をろ過します。
ろ過した海水はそのまま鍋に溜めます。 - 水を蒸発させる
ろ過した海水が入った鍋を強火にかけます。
そのまま白っぽくなるまで煮詰めます。 - 再度ろ過する
煮詰めて白っぽくなったら、ボールの上に置いたザルに布やコーヒーフィルターなどを置きろ過します。
ろ過した海水はボールに溜めます。
布やコーヒーフィルターなどに残った塊は不純物なので捨てます
鍋はキレイに洗います。 - 再度海水を加熱する
キレイな鍋にろ過し終えた海水を入れ再度過熱します。
また白くなってきたら火から下ろし、ボールの上に置いたザルに布やコーヒーフィルターなどを置きろ過します。
布やコーヒーフィルターなどに残った白いものが「塩」です。
ボールにろ過して溜ったものが「にがり」です。 - 塩を収穫する
天気がいい場合は、湿った塩を天日干しします。
天気が悪い場合は、乾煎りします。
どちらも水を完全に蒸発したら、塩の完成です。
注意点
天日干しして塩を作る際には天候によって数日かかることがあります。
また、火を使い根気よく煮詰める必要があるため、火傷しないようにし目を離さないように気を付けましょう。
まとめ
自宅で塩を作ることは、自給自足のライフスタイルにおいてとても有意義な活動です。
市販の塩を買う必要がなくなり、自然の恵みを直接感じることができます。
また、このプロセスを通じて自然とのつながりや、食べ物の大切さを再認識することができるでしょう。
苦労して作った塩は大切に使われると思うので、減塩にもつながり健康にも良いですよね。
それでは、皆さんの自給自足の旅が、より豊かで楽しいものになりますように。
次回もお楽しみに!
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