自給自足をする上で、エネルギー発電をどうおこなうかはつきまとう課題です。
今回は、農業と再生可能エネルギーの融合についてソーラーシェアリングを紹介します。
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ソーラーシェアリングとは
ソーラーシェアリングとは、農地上にテントの骨組みのような支柱を立てそこに太陽光パネルを設置し農作物の栽培と太陽光発電を同時におこなうことを指します。
これは、農業と太陽光発電の双方から収益を得ることができる持続可能な方法として注目されています。
営農型太陽光発電とも呼ばれ、個人農家が収入の安定化のために活用することで活用事例は増えましたが、最近では企業によるSDGsの取り組みとして用いられる機会が増えています。
ソーラーシェアリングのメリット
ソーラーシェアリングをすることで、どんなメリットがあるのかを紹介します。
- 二重の収入源
農作物の販売と発電による収入が得られます。 - 土地の有効活用
限られた土地を最大限に活用し、食料とエネルギーの両方を生産できます。 - 環境保護
再生可能エネルギーの利用は、脱炭素に繋がりSDGsに貢献します。
ソーラーシェアリングをするうえで、気になるのが「ソーラーパネルで作物が陰になって発育が悪くなるのでは?」という点じゃないでしょうか?
作物には、光飽和点というものがあり一定の日照量を超えると光を吸収しなくなります。
また、パネルの設置を行なう際に隙間を空けた配置や、隙間なく敷き詰める配置ができるので育てる作物や、農地の状況に合わせて調整が可能です。
ソーラーシェアリングする上での課題
メリットが多いソーラーシェアリングですが、どんな面に課題があるのでしょうか?
活用できる農地がある場合は、メリットと課題を比較して検討すると良いでしょう。
- 設備投資の初期費用
太陽光パネルの設置には大きな初期投資が必要です。 - 農作物の選定
光の遮蔽があるため、適した農作物の選定が重要です。 - 収量報告を毎年する必要がある
農業経営の一つという考えに基づくため、毎年の収穫量の報告義務が発生します。 - 法規制との兼ね合い
地域によっては、農地での太陽光発電が制限されている場合があります。
一番の課題は、初期費用が高いという点にあるため全ての農家が取り入れているわけではありません。
初期投資を回収できる継続性がある場合におすすめできる取り組みと言えるでしょう。
まとめ
ソーラーシェアリングは、農業とエネルギー生産の持続可能な組み合わせを提供します。
初期投資や適切な作物選び、法的な側面を考慮する必要がありますが、これらをクリアすれば地球にも私たちの生活にもメリットをもたらす素晴らしい取り組みです。
とは言え、課題もあるので状況に応じて導入するかを検討してください。
今回の記事の情報を基に、持続可能な生活スタイルのヒントにしていただければ幸いです。
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