自給自足の一環として、干し野菜についてお話しします。
干し野菜は、自然の恵みを長期保存する素晴らしい方法です。
では、干し野菜にするメリットと、向いてる野菜・向いていない野菜について見ていきましょう。
広告
干し野菜にするメリット
干し野菜には多くのメリットがあります。
まず、保存性が高まり食材が手に入りにくい時期でも長期間食べられるようになります。
また、乾燥することで旨味が凝縮され風味が増します。
さらに、皮ごと干し野菜にする場合は捨てる部分が少なく栄養価が増し健康的な食生活に貢献します。
そういった背景から、食品ロス対策として干し野菜は注目されています。
その他にも、実際に調理した際に実感できると思いますが煮物にした場合の大根は目に見えて出汁の滲みこみ方が違います。
料理の質が変わってくるので、料理好きの方にもおすすめな干し野菜です。
干し野菜に向いてる野菜
干し野菜に向いているのは、水分が少なく繊維質が多い野菜です。
例えば、にんじん、大根、かぼちゃ、サツマイモ、キノコなどが挙げられます。
これらの野菜は乾燥後も食感が良く、味が濃厚になり、何より失敗するリスクが低いため初心者におすすめです。
ニンジン | 大根 | かぼちゃ |
サツマイモ | キノコ | キュウリ |
ナス | ピーマン | オクラ |
これらも初心者におすすめな干し野菜に向いている野菜たちです。
干し野菜に向いていない野菜
一方で、水分が多く柔らかい野菜や細い野菜は干し野菜には向いていません。
トマトやアボカドなどは、乾燥すると味が落ちやすく、食感も悪くなりがちです。
これらの野菜は、新鮮なうちに食べるか、他の保存方法を検討しましょう。
トマト | アボカド | かいわれ大根 |
もやし | 水菜 | レタス |
水分が多い野菜に加えて、細い野菜は天日干しするとさらに縮んでしまうため向きません。
また、油分や水分が多い野菜が不向きなのはカビが生えやすくなるからです。
とは言え、トマトはキレイに下処理ができれば干し野菜に出来るので、回数を重ねてコツを掴んできたらトライしてみてください。
まとめ
干し野菜は、自給自足生活において非常に有効な保存方法です。
適した野菜を選び、正しい方法で干すことで一年中、自然の恵みを楽しむことができます。
皆さんも、このエコで健康的な方法を試してみてはいかがでしょうか。
干し野菜に興味を持った方は、ぜひ私の有機農業のコツも参考にしてください。
自然と共生する生活は、心も体も豊かにしますよ。
広告